Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

年末年始に備えたセキュリティ対策を - 1月8日の「パッチチューズデー」にも注意

2018年も終わりに近づき、あと10日ほどで新年を迎える。2019年は暦の関係から、仕事はじめが1月7日となり、例年以上に休暇が長期にわたる組織もあるだろう。休暇前後のセキュリティ対策について、あらためて確認する時期を迎えている。

休暇中はシステム管理者やセキュリティ担当者が不在になるなど、インシデントの発見や対応が遅れることも懸念される時期。攻撃者もこうした事情を見越して、あえてこの時期に攻撃をしかける可能性もある。セキュリティ機関からも例年同様、注意喚起が行われている。

ネットワークへの侵入やウェブの改ざんを行う不正アクセス、メールをはじめとするマルウェアの感染活動、個人情報の紛失や盗難など、期間中に発生しうる脅威を想定し、影響を抑えるための準備が求められる。

緊急対応が必要であるかのように装ったビジネスメール詐欺(BEC)が展開されるといった可能性もあるだろう。セキュリティ担当者やシステム管理者はもちろん、組織内でスムーズに連携が図れるよう、休暇前に連絡体制をあらためて確認しておきたい。

(Security NEXT - 2018/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
セキュリティ学ぶ学生、同分野への就職希望は約7割 - JNSA調査
年末年始に備え、セキュリティ対策を - 月例パッチは年明け1月9日
長期休暇に向けてセキュリティ状況の確認を
ゴールデンウィークに向けてセキュリティ体制の再確認を
政府、年末年始のセキュリティ対策で注意喚起
年末年始に向けてセキュリティ体制のチェックを
夏季休暇に向けてセキュリティの再確認を - 盆休み直前の月例パッチにも注意
政府、大型連休における対策徹底呼びかけ
まもなくゴールデンウィーク、セキュリティ体制の確認を