Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「WordPress」向けAMP対応プラグインに深刻な脆弱性 - アップデートで修正

コンテンツマネジメントシステム(CMS)「WordPress」向けに提供されているプラグイン「AMP for WP」に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。最新のアップデートで修正されている。

同ソフトウェアは、「WordPress」においてモバイル端末向けのページ表示を高速化する「AMP(Accelerated Mobile Pages)」の機能を追加することができるプラグイン。

本来権限をもたない登録ユーザーが直接関数を呼び出し、直接「Ajax」のフックを登録できる脆弱性が明らかとなったもの。WebARXのセキュリティ研究者が指摘した。実証コード(PoC)も公開されている。

脆弱性を悪用することでサイト上へ任意のJavaScriptを追加し、広告や仮想通貨をマイニングするスクリプトなどが埋め込まれるおそれがあるという。開発者は脆弱性を修正。10月29日にリリースした「同0.9.97.20」にて対処している。

(Security NEXT - 2018/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
WordPress向けプラグイン「InstaWP Connect」に脆弱性
「WordPress 6.5.2」が公開 - XSS脆弱性を修正
WP向けeラーニングプラグインに再度深刻な脆弱性が判明
「WordPress」に脆弱性 - 1月のアップデートで修正済み
WPプラグイン「LayerSlider」に深刻な脆弱性 - 発見者は報奨金最高額を獲得
WPとGoogleドライブを統合するプラグインに深刻な脆弱性
WP向けeラーニングプラグイン「MasterStudy LMS」に脆弱性
WPプラグイン「Network Summary」に深刻な脆弱性 - パッチ未提供
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ