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マイナンバー含む税額決定書の誤送付が2件発生 - 川口市

埼玉県川口市は、事務処理ミスにより税額決定通知書の誤送付が発生し、マイナンバーを含む個人情報を漏洩したことを明らかにした。

同市によれば、2017年度の市民税、県民税特別徴収税額決定通知書約5万7000件を送付したが、そのうち2件で誤送付が発生した。あわせて7人分の氏名や住所、マイナンバー、課税情報などが含まれるという。

同市職員のデータ入力ミスにより、別人の情報を記載した通知書を送付したケースや、通知書の封入作業を委託している事業者が、本来送付すべき企業とは異なる企業に誤って送付したケースなどがあった。

いずれも誤送付した通知書を回収。同市では、対象となる関係者や誤送付先の企業に説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2017/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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