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RDP接続で侵入、サーバがランサム被害 - 巴商会

インフラ関連設備や医療関連機器などの製造販売を手がける巴商会は、外部よりランサムウェアを用いたサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。従業員情報が外部に流出した可能性がある。

同社によれば、5月10日にサーバの不具合を確認し、一部システムがランサムウェアに感染していることが判明したもの。

調査の結果、攻撃者はファイアウォールからリモートデスクトップ接続によってサーバに侵入。ランサムウェアを実行したことがわかった。

攻撃者が標的としたサーバには、同社の人事システムおよびグループ会社の給与システムが含まれ、従業員の個人情報が登録されていた。

攻撃者がデータを持ち出した痕跡は見つかっておらず、リークサイトなどにおける情報公開や二次被害は確認されていないが、情報が流出した可能性もあるとして、対象となる従業員と連絡を取っている。

(Security NEXT - 2024/08/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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