「PlayStation Networkへログインできない」との相談増加 - 「パスワードリスト攻撃」原因か
ソニーが提供するオンラインサービスのログインIDが何者かに変更され、サービスが利用できなくなったとの報告が相次いでいるとし、同社はパスワードを適切に管理するよう、利用者へ注意を呼びかけた。
ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアによると、ソニーのオンラインサービス向けアカウント「Sony Entertainment Network(SEN)」で、ログインIDとして利用するメールアドレスが勝手に変更され、「PlayStation Network」が利用できなくなったとの問い合わせが、多数寄せられているという。
同社は、第三者が外部で入手したIDやパスワードを用いた「パスワードリスト攻撃」を行い、不正にサービスへログインしてIDを変更したものと説明。
アカウントの不正利用を防ぐため、使い回しや推測されやすい文字列を避けるなど、適切なパスワード管理を行い、マルウェア感染に注意したり、「2段階認証」を活用するといった対策を呼びかけている。
また同社で不審なアクセスを検知したアカウントに対し、パスワードのリセットやアカウントの停止を実施していると説明。パスワードリスト攻撃への対策を検討している。
(Security NEXT - 2017/03/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
1Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が低水準
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
MS、月例セキュリティ更新を公開 - ゼロデイ修正パッチが一部準備中
「FortiOS」関連で2件のセキュリティアドバイザリ - Fortinet
「CrushFTP」脆弱性、すでに被害も - 開示過程でトラブル
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
「北海道じゃらん」に攻撃、個人情報流出か - フィッシング攻撃も
インスタアカウントが乗っ取り被害 - 泉大津市のホテル