Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消

マイクロソフトは現地時間2025年5月1日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のアップデートをリリースした。複数の脆弱性を解消している。

「Chromium 136.0.7103.49」が公開されたことを受け、同バージョンをベースとするセキュリティアップデート「MS Edge 136.0.3240.50」をリリースしたもの。

同バージョンでは、「Chromium」における脆弱性4件の修正を反映。さらに「MS Edge」固有の脆弱性である「CVE-2025-29825」を修正している。

「CVE-2025-29825」は、「なりすまし」の脆弱性としており、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「6.5」と評価。重要度については4段階中もっとも低い「注意(Low)」にとどめた。

細工したURLをクリックした場合に悪用されるおそれがある脆弱性だが、悪用の可能性は低いとしている。

(Security NEXT - 2025/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告