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通称「登録セキスペ」、「情報処理安全確保支援士」がスタート - 登録受付開始

経済産業省は、セキュリティ分野の国家資格「情報処理安全確保支援士制度(RISS)」を開始した。これを受け、情報処理推進機構(IPA)では、「情報セキュリティスペシャリスト試験」など、経過措置対象者からの登録受付を開始している。

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RISSのロゴマーク

同制度は、脅威の高度化などを受けて、セキュリティ対策の技能や知識を備えた人材を確保する目的で設けられた国家資格。

組織における情報システムの企画、開発、運用のほか、調査や分析、評価など、セキュリティ面から支援し、指導や助言などを行う。

情報処理安全確保支援士の英語名は、「Registered Information Security Specialist (RISS)」。通称は「登録情報セキュリティスペシャリスト(登録セキスペ)」。

IPAが「情報処理安全確保支援士試験」を実施。資格を得るには合格後に登録し、それ以降も知識や技能の維持のため、以降もIPAが実施するオンライン講習や集合講習を定期的に受講する必要がある。

試験は2017年より、春期(4月)および秋期(10月)に実施される予定。IPAでは、2017年度春期試験の出題範囲、試験時間、出題形式などの試験要綱について情報を公開している。

登録後の講習費用については、11月初旬に決定する予定。オンラインおよび集合講習をあわせ、3年で15万円前後となる見込みだという。

また前身となる情報処理技術者試験の「情報セキュリティスペシャリスト試験」や、「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験」の合格者は、合格年度問わず情報処理安全確保支援士として登録することが可能。

ただし経過措置のため、登録可能期間は2018年10月20日までとなる。初回登録申請の締め切りは、2017年1月31日。また当初登録資格を有する予定だった「情報セキュリティアドミニストレータ試験」については、対象から外されている。

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情報処理安全確保支援士制度の概要(図:経済産業省)

(Security NEXT - 2016/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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