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10日間以上の長期休暇の企業も - GW前にセキュリティ対策の確認を

一般従業員に対しては、休暇前、休暇明けにOSやアプリケーション、セキュリティ対策ソフトを最新の状態に更新してあるか確認するよう求める必要がある。

休暇中にパソコンやUSBメモリを持ち出した場合は、ネットワークへ接続する前にマルウェアのチェックを行い、組織内へマルウェアを持ち込まないよう徹底する。

休暇中に届いたメールの取り扱いにも気を付けたい。休み明けは業務が集中することが多く、添付ファイルや本文中に記載されたURLへ注意が行き届かず、誤って開いてしまうリスクが高まる。

メールによる標的型攻撃はもちろん、最近はメールによるランサムウェアの感染活動が活発化しており、情報処理推進機構(IPA)が4月13日に注意を喚起したばかり。ランサムウェアに関しては、感染した場合に備え、バックアップの状況などを確認しておきたい。

2016年は、ゴールデンウィーク明けとなる5月11日にマイクロソフトをはじめ、セキュリティアップデートの公開が集中すると予想される。ただし、先日の「Adobe Flash Player」のように緊急性があるプログラムは、前倒しで公開されるケースもあるため、定例外のアップデートにも気を付けたい。

(Security NEXT - 2016/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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