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改ざんサイトに埋め込まれた「HTML/Iframe」がトップ - ESETマルウェアランキング

6月は、正規サイトなどに埋め込まれ、不正サイトへ誘導する「Iframe」タグが多数検知された。マルウェアをダウンロードするダウンローダーの動きも引き続き活発だという。

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ESETが観測した上位10種のマルウェア

キヤノンITソリューションズが、ESETにより検知した国内のマルウェア状況について取りまとめ、発表したもの。

最多だったのは、不正サイトへ誘導する不正な「iframeタグ」を検知した「HTML/Iframe」。5月は10位圏外と小康状態だったが、全体の7.9%にのぼり、続いて多かったダウンローダー「Win32/TrojanDownloader.Wauchos(3.1%)」の2倍以上の差を付けており、突出している。

同社において3番目に多く検知されたのは、ローカルドライブのファイルを強制的に暗号化する「Win32/Filecoder(2.2%)」だった。「Win32/TrojanDownloader.Wauchos」「Win32/Filecoder」に関しても、5月は10位圏外であり、6月になって活発な活動を見せている。

2番目に多かった「Win32/TrojanDownloader.Wauchos」や、4番目に多かった「Win32/Injected」などダウンローダー型トロイの木馬が上位10種類中、半数を占める状況だった。

また個人情報を盗み出す「Win32/PSW.OnLineGames」や、バックドアを設置して遠隔操作に利用される「Win32/PSW.Papras」などもランクインした。

ESETがまとめた4月のマルウェアランキングは以下のとおり。

1位:HTML/Iframe
2位:Win32/TrojanDownloader.Wauchos
3位:Win32/Filecoder
4位:Win32/Injected
5位:Win32/TrojanDownloader.Waski
6位:Win32/TrojanDownloader.Zurgop
7位:Win32/TrojanDownloader.Agent.RZI
8位:Win32/PSW.OnLineGames
9位:INF/Autorun.Sz
10位:Win32/PSW.Papras

(Security NEXT - 2014/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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