Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

3月に国内ホストのフィッシングサイトが急増 - RSA

RSAは、同社において2020年第1四半期に観測した脅威の動向を取りまとめた。国内におけるフィッシングサイトのホスト件数は、3月に17カ月ぶりとなる高水準を記録したという。

同社によると、2020年第1四半期はグローバルにおいて5万119件の不正行為を検出。前四半期の5万9267件を9148件下回った。内容を見ると、「フィッシング」が54%を占めており、「ブランドの不正使用(22%)」「不正なモバイルアプリケーション(15%)」「トロイの木馬(9%)」が続いた。

「ブランドの不正使用」が前四半期から5ポイント増加しているが、背景には正規のウェブサイトに似せた偽装ドメインを悪用した犯罪の増加があるという。

フィッシング攻撃の標的となったブランドを国別に見ると、「カナダ」が66%と突出している。続く「米国7%」「インド(4.5%)」と大きく差が開いた。一方、フィッシング攻撃がホストされた国は、米国が最多となり、次いで中国、ドイツが多い。同四半期にフィッシング攻撃をホスティングしたISPの約60%は米国の事業者だった。

同四半期に日本国内でホストされたフィッシングサイトは114件。2月、3月は20件台だったが、3月に67件と急増した。100件超となった2018年10月以降、毎月40件以下で推移しており、17カ月ぶりの高い水準だという。

(Security NEXT - 2020/08/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

1月のフィッシング、独自ドメイン使用する送信元メアドが増加
「セキュリティ10大脅威2024」 - 個人の脅威は順位表示を廃止
「フィッシング詐欺」、1年に3回も被害あったケースも
インシデント件数が約1割増 - 「スキャン」報告が倍増
フィッシングURLが急増 - 4割近くが「Cloudflare Workers」のドメイン
不正送金被害が前年比5倍と過去最悪 - 年末年始もフィッシング攻撃に警戒を
フィッシング報告が大幅減 - 攻撃者も「DMARC」を意識
J-CSIP、24件の脅威情報を共有 - 標的型攻撃は5件
フィッシング報告が3割増 - 15万件超えで過去最高に
3Qのインシデント、前期四半期比25%減 - 「サイト改ざん」が大幅減少