Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、互換性問題でパッチ1件の公開を延期 - 現時点で定例外は可能性低

日本マイクロソフトは、12月のセキュリティ更新プログラムとして当初14件を公開する予定だったが、13件を12月14日より公開し、1件を延期した。

今回延期となった更新プログラムは、「SSL 3.0」および「TLS 1.0」プロトコルに起因する脆弱性へ対応するためのプログラム。

同社製品固有の脆弱性ではないが、悪用されると暗号化された通信が解読されるおそれがあり、利用者に影響を及ぼすとして、同社では9月にセキュリティアドバイザリを公開している。

事前予告の際、同社ブログを通じて12月に対応予定であることを明らかにしていたが、テスト段階でサードパーティ製ソフトウェアとの互換性に問題が判明し、延期した。

同社では、更新プログラムについて品質を確保し、準備が整い次第提供する考えだが、脆弱性に対する攻撃は確認されておらず、ユーザーへの負担が大きいことから、現時点では定例外として提供される可能性は低いと見られている。

(Security NEXT - 2011/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

MS、2017年最後の月例セキュリティ更新 - 脆弱性32件を修正
10月にサポート終了したはずの「Office 2007」にもアップデート
MS、11月の定例パッチで53件の脆弱性を解消 - 一部脆弱性は公開済み
MS、10月の月例パッチで脆弱性62件を修正 - ゼロデイ攻撃確認済みの脆弱性も
サポート終了直前「Office 2007」、9月末時点で8.6%が利用
「Office 2007」サポート終了まで3カ月 - 「Office for Mac 2011」もEOLへ
ペアリング不要、近隣端末を「Bluetooth」乗っ取れる「BlueBorne」 - 53億台に影響か
MS、脆弱性80件を月例パッチで解消 - すでにゼロデイ攻撃も
既知のOffice脆弱性「CVE-2017-0199」を狙う攻撃が増加
ショートカットファイルの表示だけでコード実行される脆弱性 - 旧OS含め更新など対策を