Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、月例パッチで脆弱性90件を修正 - すでに2件は悪用済み

マイクロソフトは、2024年11月の月例セキュリティ更新プログラムを公開した。「クリティカル(Critical)」とされる4件をはじめ、90件の脆弱性に対処した。2件の脆弱性についてはゼロデイ攻撃が確認されている。

今回のアップデートでは、「Windows」や「Office」をはじめ、「Microsoft Exchange Server」「SQL Server」「Azure」「Microsoft PC Manager」「LightGBM」「.NET」「Visual Studio」など、多岐にわたる脆弱性を解消している。また「OpenSSL」における修正も含まれる。

具体的には、CVEベースで90件の脆弱性に対応。4件の脆弱性については、最大重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。次に高い「重要(Important)」とされる脆弱性が85件、のこる1件を「警告(Moderate)」とした。

「クリティカル」とされる脆弱性には、リモートよりコードを実行されるおそれがある「Windows Kerberos」の「CVE-2024-43639」や、「.NET」「Visual Studio」の「CVE-2024-43498」、権限昇格が生じる「Microsoft Windows VMSwitch」の「CVE-2024-43625」などが含まれる。「Airlift.microsoft.com」の「CVE-2024-49056」についても同じく「クリティカル(Critical)」とされるが、クラウド側で対処しておりユーザー側の対応は必要ない。

脆弱性によって影響は異なるが、52件についてはリモートよりコードを実行されるおそれがある。28件は権限昇格の脆弱性としており、サービス拒否の脆弱性4件、なりすましの脆弱性3件、セキュリティ機能のバイパス2件、情報漏洩の脆弱性1件に対応した。

(Security NEXT - 2024/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

日本とシンガポール、IoT製品セキュラベル制度で相互承認
明星食品のInstagramアカウントが不正アクセス被害
3月初旬修正の「Cisco Secure FMC」脆弱性が攻撃対象に
「SharePoint」「Zimbra」の脆弱性悪用に注意 - 米当局が注意喚起
ウェブメール「Roundcube」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Node.js」のセキュリティ更新、3月24日に公開予定
個人情報含むUSBメモリを紛失、教頭を戒告処分 - 新潟県
日英、IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」「PSTI法」で相互承認
患者の診療データ含むUSBメモリが所在不明 - 多根総合病院
グループシステムにサイバー攻撃、影響範囲を調査 - 岩谷産業