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「iPhone 5Gはキーボード装備」と騙すスパムに注意 - マルウェア感染のおそれ

スマートフォンユーザーの注目を集める「次期iPhone」の話題に便乗し、マルウェアへ感染させるスパム攻撃が発生している。

問題のスパムは、英Sophosが確認した。これまでも「iPhone」や「iPad」の話題を悪用するスパムは、たびたび確認されているが、今回は6月6日よりAppleの開発者向けイベント「WWDC」がサンフランシスコで開幕しており、開催前から「次期iPhone」のうわさが出回っていたことから、便乗したとみられる。

今回のイベントで「次期iPhone」の詳細は明らかにされなかったが、Sophosによると、問題のスパムには「iPhone 5G」について、「速度の向上」「スリム化」「大きなディスプレイ」「ビデオ機能の向上」「クラウド連携強化」などでたらめな説明があり、キーボードが付属する偽iPhoneの画像が掲載されていた。

さらに追加情報があるかのように見せかけて、マルウェアを感染させるリンクボタンを用意し、クリックさせようとしていた。送信元についてもAppleを偽装している。

同社では、今回のスパムについてトロイの木馬「Troj/Zapchast-B」として検知するよう対応。リンクされていたのはWindowsの実行ファイルで、感染するのはWindowsに限られ、Macには感染しないという。

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Sophosが発見したスパム。キーボード付きiPhoneの写真まで掲載されている

(Security NEXT - 2011/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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