Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

McAfeeとSiemens、制御システムのセキュリティ対策で提携

米McAfeeと独Siemensは、重要インフラなどで利用される制御システムのセキュリティ対策で提携したと発表した。

今回の提携により、ホワイトリストにより動作するアプリケーションを許可する「McAfee Application Control」と、Siemensの産業オートメーション事業部が提供するアプリケーション制御ソリューションとの相互運用性を認定した。「Stuxnet」のターゲットになった「Simatic WINCC SCADAシステム」も含まれる。

制御システムは、独自OSを利用したり、ネットワークから隔離されるなど、従来、一般的なセキュリティと別の分野として語られることが多くなかったが、「Stuxnet」で攻撃対象となったことから注目を集めており、McAfeeでは今回の提携について、「制御システムとITセキュリティの統合を象徴する初めての提携」としている。

(Security NEXT - 2011/04/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

イズミ、ランサム被害で宅配など一部サービスを停止 - 新店舗オープンを延期
「メッシュWi-Fi」の顧客情報が流出、ログサーバ侵害で - J:COM
学内関係者のユーザー名やメアドが外部サイトで流通 - 近畿大
情報共有の対象外データを提携銀行へ送信 - ちばぎん証券
DMハガキ宛先にクレカ番号を誤印字 - 三井住友カード
IoT機器のセキュリティ評価を無償提供 - CCDS
「SOAR」を展開する印Anlyzを買収 - トレンド
MS&ADと米インシュアテック企業、サイバーリスク可視化で共同開発
Citrix、脆弱性問題で無償の侵害調査ツール公開 - FireEyeと共同開発
AWS向けFWマネージドサービスの国内展開を開始 - パロアルト