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ボットネット解体でスパム量減少、ただし今後も注視必要 - フォーティネットまとめ

フォーティネットジャパンは、10月21日から11月20日までに同社製品やシステムで検知した脆弱性に対する攻撃やマルウェアの状況について取りまとめた。

同社では、期間中に146件のあらたな脆弱性を検知。そのうち41.8%にあたる61件については活発な攻撃が確認されている。

攻撃の活動量で順位を付けた脅威ランキングを見ると、トップは前回と同様「MS.DCERPC.NETAPI32.Buffer.Overflow」だった。全体に占める割合は前回の27.1%から43%へ大きく上昇している。

また、ボットネットの解体が進むなか、「Sasfis」ボットネットは依然としてして活発で、ランキングでも前月より1つ順位が上がって3位に入った。

(Security NEXT - 2010/12/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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