「Cisco Catalyst SD-WAN」に脆弱性、悪用も - 証跡保全と侵害調査を
Cisco Systemsが提供する「Cisco Catalyst SD-WAN」に深刻な脆弱性が明らかとなった。すでに悪用も確認されている。
管理コンポーネントに認証回避の脆弱性「CVE-2026-20182」が判明したもの。「Cisco Catalyst SD-WAN Controller(旧SD-WAN vSmart)」および「Cisco Catalyst SD-WAN Manager(旧SD-WAN vManage)」が影響を受ける。
同脆弱性は、「Cisco Catalyst SD-WAN Controller」と「Cisco Catalyst SD-WAN Manager」とのピアリング認証に存在。細工したリクエストを送信することで認証を回避し、root権限ではないものの、高い権限を持つユーザーとしてログインすることが可能。「SD-WANファブリック」のネットワーク構成を操作されるおそれがある。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを、最高値となる「10.0」と評価し、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
「Cisco Catalyst SD-WAN Controller」のオンプレミス環境をはじめ、クラウドベースの「Cisco SD-WAN Cloud-Pro」「Cisco SD-WAN Cloud(Cisco Managed)」「Cisco SD-WAN for Government(FedRAMP)」なども影響を受ける。
同社は脆弱性を修正した「Cisco Catalyst SD-WAN 26.1.1.1」「同20.18.2.2」「同20.15.5.2」「同20.15.4.4」「同20.12.7.1」「同20.12.6.2」「同20.12.5.4」「同20.9.9.1」をリリース。クラウドベースの「Cisco SD-WAN Cloud(Cisco Managed)」については「20.15.506」で修正済みとしている。
(Security NEXT - 2026/05/15 )
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