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旧IEの脆弱性狙う初出2004年のウイルスが再び流行 - Kasperskyまとめ

Kaspersky Labs Japanは、4月に同社ネットワーク「Kaspersky Security Network(KSN)」で観測したマルウェアなどの状況について取りまとめた。

レポートによれば、4月にユーザーのPC上で検知されたマルウェアおよびアドウェアの総数は4万5190件で、3月の4万5875件からわずかに減少した。

ランキングのトップは「MS08-067」の脆弱性を悪用するワーム「Net-Worm.Win32.Kido.ih」、2位に「Virus.Win32.Sality.aa」が続き、3月と同様だった。一方で3位には前回9位から順位を上げた「Trojan-Dropper.Win32.Flystud.ko」、4位には「Trojan.Win32.Chifrax.a」が20位圏外から再ランクインするなど変動も見られた。

また、Internet Explorerのバージョン5.01、5.5、6.0の脆弱性を悪用する「Exploit.HTML.CodeBaseExec」が、20位圏外から急浮上して9位にランクインした。同ウイルスは、2004年に登場して2006年に流行したが、最近では息を潜めていた。脆弱性を解消しないまま古いバージョンのIEを使い続けているユーザーを狙っているとして、同社は注意を呼びかけている。

トップ20に入っているプログラムを種類別に見ると、自己増殖型のウイルスが45%で約半数を占め、トロイの木馬が25%を占めている。割合に大きな変化はなく、増減は5%の範囲内に留まった。

一方、感染オブジェクトのランキングには大きな変動は見られず、新規ランクインしたのは20位の「Virus.Win32.Virut.av」のみだった。同ウイルスを含め、Virutの亜種が4つランクインしており、ランク内の自己増殖型プログラム全体に占める割合は20%に達するという。

検知したコンピュータ総数によるランキング

1位:Net-Worm.Win32.Kido.ih
2位:Virus.Win32.Sality.aa
3位:Trojan-Dropper.Win32.Flystud.ko
4位:Trojan.Win32.Chifrax.a
5位:Trojan.Win32.AutoIt.ci
6位:Trojan-Downloader.Win32.VB.eql
7位:Packed.Win32.Krap.b
8位:Worm.Win32.AutoRun.dui
9位:Exploit.HTML.CodeBaseExec
10位:Packed.Win32.Black.a

感染オブジェクトによるランキング

1位:Virus.Win32.Sality.aa
2位:Worm.Win32.Mabezat.b
3位:Virus.Win32.Virut.ce
4位:Net-Worm.Win32.Nimda
5位:Virus.Win32.Xorer.du
6位:Virus.Win32.Sality.z
7位:Virus.Win32.Parite.b
8位:Virus.Win32.Virut.q
9位:Virus.Win32.Alman.b
10位:Virus.Win32.Small.l

(Security NEXT - 2009/05/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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