Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

脆弱性を悪用する「W32/Conficker.worm」が急増 - マカフィー調べ

マカフィーは、同社データセンターで2009年1月に観測したウイルスや不正プログラムの状況を取りまとめ、公表した。Windowsの脆弱性を悪用する「W32/Conficker.worm」が急増しているとして、注意を呼びかけている。

同社がまとめたランキングによれば、検知企業数およびマシン数のトップは、いずれも「Generic!atr」が占めた。オートラン機能を利用してオンラインゲームのアカウントを盗む不正プログラムで、同様の機能を持つ「Generic PWS.ak」や「PWS-Gamania.gen.a」なども上位10位以内に入っている。

また1月には、WindowsのServerサービスにおける脆弱性を悪用して感染を広げる「W32/Conficker.worm」が急増した。2008年11月に発生して以来、多くの亜種が発見されている。

亜種の中には、外部メディアを介して感染する機能を持つものや、ウイルス対策ソフトによる駆除を妨害するものなどが見つかっており、引き続き警戒が必要だと指摘している。

一方、不審なプログラムの傾向に大きな変化は見られなかったが、脆弱性やソーシャルエンジニアリングの手法を利用してインストールされる事例が報告された。

また、アドウェアの中には正規のフリーソフトにバンドルされているものもあることから、インストール時には注意が必要だという。同社が発表した検知マシン数のトップ10は以下のとおり。

ウイルス

1位:Generic!atr
2位:Generic.dx
3位:Generic PWS.ak
4位:Phish-FraudPay.eml
5位:PWS-Mmorpg.gen
6位:W32/Conficker.worm
7位:FakeAlert-SpyKiller
8位:PWS-Gamania.gen.a
9位:W32/Conficker.worm.gen.b
10位:JS/Obfuscated

不審なプログラム(PUP)

1位:Generic PUP.x
2位:RemAdm-VNCView
3位:Adware-OptServe
4位:Generic PUP.d
5位:Generic PUP.z
6位:Adware-Softomate.dll
7位:RemAdm-VNC
8位:Generic PUP.g
9位:Exploit-MIME.gen.c
10位:Adware-Baidu

(Security NEXT - 2009/02/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ネットユーザーの6割弱がバックアップ未実施 - 復旧予算は5000円以下が8割
「ウイルス検出の偽警告」相談が2.7倍に - 「不正ログイン」関連も増加
不正送金マルウェア「Ursnif」の検出が急増 - コインマイナーは大幅減
企業3割、標的型攻撃メールを受信 - 17%がマルウェア感染
2018年1Qはコインマイナーが2.2倍、ランサムは315分の1に
2018年1Qの不正アクセス届出は11件、7件で被害 - 「不正ログイン」相談は52件
過去1年間に経験したネット犯罪被害、最多は「詐欺メール」
専門家などが選ぶ「セキュリティ10大脅威」 - セキュリティ人材不足が5位に
2017年4Qの不正プログラム検出数は82万件 - 「CoinMiner」の報告も
「ランサムウェア」被害、低水準ながら依然発生中