Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

FAX誤送信が相次いで発生、患者の個人情報が流出 - 市立静岡病院

静岡市立静岡病院において、ファックスの誤送信による患者の個人情報流出が相次いで発生していたことがわかった。

7月1日に同病院の事務職員が、ほかの病院からの紹介状に関する返書をファックスで送信した際、本来送るべき病院と異なる病院へ誤って送付。病院名が似ていたことから取り違えたもので、誤送信先からの連絡で判明した。患者1人の氏名、生年月日、傷病名、手術予定日などが含まれていたという。

また同月3日には、事務職員が患者1人の氏名、生年月日、病名、病状など含む診療情報提供書を誤送信した。原因は、利用した診療所リストのファックス番号に誤りがあったもので、外部の事業者が受信。判明後、職員が直接訪問して書類を回収している。

いずれも、対象となる患者や家族へ説明と謝罪を行った。今後、ファックス送信の際に複数で確認するなど、再発防止対策を進める。

(Security NEXT - 2008/08/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

FAX送信先の確認に使用した医療機関リストを誤送信 - 大阪府
家禽飼養施設のFAXリストを誤送信 - 静岡県
事務連絡メールに7468人分の個人情報含む送付先一覧を誤添付 - 大阪市
ワイン通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
個人情報含む書類をFAXで誤送信 - 栃木県住宅供給公社
2.5次元俳優グッズの通販サイト、個人情報流出の可能性
廃止したFAXを使用、番号も誤りマイナンバーなど個人情報が流出 - 沖縄労働局
第三者が子会社従業員になりすまし不正アクセス - スカパーJSAT
FA中古機器通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
個人情報をファックスで誤送信、スキャンの操作ミスで - 内子町