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イベント申込書のFAX番号を誤記載、申込情報が流出 - 名古屋市

名古屋市は、鶴舞公園で開催するイベントの申込書に記載された申込先ファックス番号に誤記載があったことを明らかにした。申込者の個人情報が流出したという。

同市によれば、鶴舞公園の指定管理者である鶴舞公園整備運営事業共同体が、「ハンギングバスケット・フラワーコンテスト「花鶴舞」」の出展申込書において誤ったファックス番号を記載するミスがあったという。

12月13日、同イベントの応募者が主催者に申込状況を確認したところ、申し込みが確認できなかったことをきっかけに誤記載が判明した。

申込先のファックス番号が誤っており、第三者へ申込書が送付されていた。申込書には、氏名や住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレスなどが記載されている。

申込書に記載したファックス番号の相手先については確認中としており、連絡が取れ次第、申込書を回収して関係者へ経緯を説明して謝罪する方針。また指定管理者のウェブサイトを通じて、ファックス番号の誤記載に関する周知を行っている。

同市では、個人情報を含む書類の申し込みを受け付ける場合に、掲出物に情報の誤りがないように複数人で確認することを指定管理者に徹底させ、再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2024/12/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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