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最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消

Appleは現地時間2025年9月15日、「iOS」や「iPadOS」をはじめ、同社スマートデバイス向けにセキュリティアップデートをリリースした。

最新OSとなる「iOS 26」や「iPadOS 26」では、あわせて27件の脆弱性を修正した。カーネルに明らかとなった脆弱性「CVE-2025-43359」や「Apple Neural Engine」に関する「CVE-2025-43344」、「Siri」の「CVE-2025-30468」などへ対応している。

さらに音声や通信、テキストなどの処理、サンドボックス、ブラウザ周辺など幅広い脆弱性を解消した。

あわせて「iOS 18.7」や「iPadOS 18.7」をリリースし、12件の脆弱性に対応している。

さらに「iOS 16.7.12」「iPadOS 16.7.12」および「iOS 15.8.5」「iPadOS 15.8.5」を公開。細工された画像ファイルを処理するとメモリ破壊が生じるおそれがある脆弱性「CVE-2025-43300」に対応した。

(Security NEXT - 2025/09/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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