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複数不正行為で職員処分、金融業者に職員の個人情報を漏洩 - 岡垣町

福岡県岡垣町は、個人情報の漏洩や通勤手当の不正受給など、複数の不正行為が発覚した職員に対し、懲戒処分を行った。職員は依願退職したという。

同町によれば、5月から10月にかけて同町職員による8件の不正行為が判明したもの。

金融業者の要求に応じ、緊急連絡先として同町の職員2人の氏名と電話番号を漏洩。借金の相談や返済目的など私的な理由でパソコンを使用し、職員の個人情報2件を不正に収集していた。

居住地について届け出内容の変更を行うことなく通勤手当を不正に受給。出張において私的な理由で延泊し、過大な旅費を受け取った。

さらに市町村職員共済組合の普通貸付の申し込みにあたり、借り入れ状況について事実とは異なる内容を申告。金融業者から同町へ督促の電話やファックスが送信され、一部業務に支障が出た。また同町の聞き取りに対し、虚偽の報告を繰り返し行ったという。

これら問題を受けて、同町では11月12日付けで停職6カ月とする懲戒処分を実施。同日同職員は依願退職した。

(Security NEXT - 2024/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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