Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IPA、「セキュア・プログラミング講座 C/C++言語編」を公開

IPAは、プログラム開発時における脆弱性対策などをまとめた「セキュア・プログラミング講座 C/C++言語編」を公開した。

同機構では、従来より提供していた「セキュア・プログラミング講座」の改訂を実施し、7月より「Webアプリケーション編」の公開を開始。今回は、当初より追加が予定されていた「C/C++ 言語編」が公開となったもの。

同機構では、C言語およびC++言語について、移植性が高いなどメリットがある一方で、安全ロジックの実装をプログラマーに求められており、不用意に用いると脆弱性を生みやすいと指摘。開発時に考慮すべき注意事項をわかりやすく説明している。

コンテンツでは、サービス不能や情報漏洩対策など、配慮すべき対策ごとにカテゴリーを用意する一方で、要件定義、設計、実装など、どの開発の工程で考慮すべき対策であるか理解できるようになっている。さらにバッファオーバーフローをはじめとする著名な脆弱性についても解説した。

セキュア・プログラミング講座
http://www.ipa.go.jp/security/awareness/vendor/programmingv2/

情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/

(Security NEXT - 2007/09/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
先週注目された記事(2025年12月7日〜2025年12月13日)
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園