Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

教員が小学校授業で過去の年賀ハガキを教材利用 - 横須賀市

神奈川県横須賀市は、小学校の教員が、個人情報が記載された年賀ハガキを授業の教材として配布したことを明らかにした。

同市によれば、小学校の教員が、2025年6月10日にハガキの長さを調べる算数の授業を行った際、前年度に自身が担任した6年生児童から受け取った年賀ハガキを、教材として児童に配布していたもの。

授業に実物のハガキを用いたが、算数の授業が同月12日に終わったにもかかわらず回収しておらず、6月23日に年賀ハガキを持ち帰った児童の保護者から学校に連絡があり、問題が明らかとなった。

年賀ハガキは、冬休みの宿題として児童に作成、送付させたもので、送り主である児童の氏名や住所などの個人情報のほか、担任に対するメッセージなども記載されていた。

同校では、年賀ハガキの送り主である元児童や授業を受けた児童、その保護者に対して経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2025/07/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

小学校で2年分の心臓検診診断票が所在不明 - 名古屋市
保存期限内の卒業証書台帳を誤廃棄 - 北九州市小学校
児童写真入りデジカメ紛失、宿泊学習後に気付く - 立山町
小学校教諭が非公開の授業動画を誤って公開 - 台東区
保存場所を誤り、児童用端末から成績が閲覧可能に - 大阪市
小学校児童の名簿を一時紛失、ATMに置き忘れ - 大阪市
小中2校で個人情報が生徒端末より閲覧可能に - 松戸市
小学校で通知表所見含む私物USBメモリを紛失 - むかわ町
小学校と幼稚園で卒業証書台帳の紛失が判明 - 尼崎市
小学校児童の個人情報カード1クラス分が所在不明 - 新潟市