Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日立、墨塗りしても改ざんとならない署名ツールを開発

日立製作所は、電子署名を付与した後でも、隠したいデータを墨塗りして削除できる電子署名ツール「表計算ソフト向け墨塗り署名ツール」の試作品を開発した。

同ツールは、同社と早稲田大学の岩村充教授らが共同開発した「墨塗り署名技術」を応用した電子署名ツール。表計算ソフトで作成したデータに電子署名を付与したあとも、表計算シートのセルごとに墨塗りを施すことが可能で、個人情報や企業情報などを隠すことができる。

具体的には、セルごとに乱数を付与し、それらからハッシュ値を生成、それらの要約値に対して電子署名を実施。墨塗り時は、乱数とセル内のデータを削除しつつも、生成したハッシュ値を埋め込む。その結果、文書全体の要約値が変化せず、改ざんと見なされないため、墨塗り箇所以外の真正性を証明できるという。

(Security NEXT - 2007/06/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

IIJ、「Black Hat」でトレーニングを提供 - 4日間で100以上の演習
数百機種のAndroidデバイスにマルウェア - ファームウェアレベルで混入
顧客情報含む資料を無関係の事業者へメール送信 - 名古屋のケーブルTV
特別支援学校でメール誤送信、保護者のメアド流出 - 埼玉県
「高尾ビジターセンター」のメールアカウントに不正アクセス - スパム送信の踏み台に
個人情報含む廃棄書類が高速道路で飛散 - 関西電力
元従業員が不正アクセス、セキュリティ対策ソフトを削除 - NEXCO中日本子会社
VMware、「SpectreNG」対策で複数製品向けにパッチを準備
管理甘い「Cisco Smart Install Client」の探索行為が増加 - 警察庁が注意喚起
F5、ボットやDDoSへの対策備えたWAF - オプションでPWリスト攻撃にも対応