個人情報を記録したUSBメモリの紛失が教育機関で相次ぐ
堺市の小学校や横浜市の保育園、愛知県津島市の高校などで、各地の教育機関で生徒の個人情報紛失事故が発生している。いずれもUSBメモリを紛失したものだった。
堺市では、5月16日に市立小学校の教師が帰宅途中、生徒の個人情報が保存されたUSBメモリを鞄ごと落とした。メモリには、教師が担当する生徒36名の氏名、保護者氏名、住所、電話番号などが含まれる。
一方横浜市鶴見区では、市立保育園のアルバイト職員が、5月26日に園児の個人情報を含むUSBメモリを紛失したことが判明。紛失した個人所有のUSBメモリは、データをコピーする際に利用したもので、利用後に消去を行っていなかった。メモリには、園児89名の氏名を含む「時間外託児児童出席表」と、園児70名の名字を含む「幼児クラス連絡表」が保存されていた。
さらに5月27日には、津島市内の県立高校の男性教師が車上荒らしに遭い、生徒の個人情報を含むメモリが盗まれた。前任校の生徒560名の氏名、住所、電話番号、および現在勤務している高校の生徒668名の氏名と生年月日などが含まれているという。
(Security NEXT - 2007/06/01 )
ツイート
PR
関連記事
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
メール送信した資料に物件オーナーの個人情報 - 長谷工ライブネット
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
海外グループ会社にサイバー攻撃、影響など調査 - ミタチ産業
DDoS攻撃観測数、前月から微減 - 最大トラフィックは縮小
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
教員が小学校授業で過去の年賀ハガキを教材利用 - 横須賀市
生活保護受給者の医療券を別機関へ誤送付 - 新潟市