Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2018年2Q、攻撃検知数が前期比20.9%増 - カスペまとめ

2018年第2四半期は、サイバー攻撃の検知数が前四半期から2割増加した。モバイルマルウェアに関しては3割増となっている。

Kaspersky Labが、2018年第2四半期に同社製品で検知した脅威について、利用者の同意のもとクラウド基盤で収集。動向を取りまとめたもの。

同四半期に検知した攻撃は9億6295万件。前四半期の7億9681件から20.9%増加した。悪意あるURLに関しても前四半期の2億8281万件から3億5191万件へと拡大し、前期比24.4%増となっている。

端末上における不正送金マルウェアの検知件数は21万5762件。前四半期の20万4448件を上回った。悪意あるオブジェクトや不審なオブジェクトの検知件数は1億9205万件で、前四半期の1億8760万件から微増となっている。

(Security NEXT - 2018/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

米政府、ランサムウェア対応ガイドの改訂版を公開
J-CSIP、脅威情報22件を共有 - 海外関連会社への攻撃報告も
フィッシング攻撃、3カ月連続で増加 - 年初の2倍以上に
地方金融機関の7割、セキュリティリスクを評価できる人材が不足
医療情報取扱システム提供事業者の安全管理GLを改定 - パブコメ実施
2023年1Q、日本発のMiraiによるパケットが増加 - JPCERT/CC
SBOM導入の手引書、パブコメを実施 - 経産省
「ビルシステムのセキュリティ対策ガイドライン」約4年ぶりに改訂
オンラインバンキング不正送金被害、2月以降増加の兆し
ゴールデンウィークに向けてセキュリティ体制の再確認を