Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイバー攻撃に備えた工場向けBCP支援ツール - JNSAが無償公開

日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、「今すぐ実践できる工場セキュリティハンドブック」の「サイバー対応IT-BCP編」をあらたに公開した。

同資料は、製造業の中小企業を想定し、工場におけるセキュリティ対策を進めるためのポイントを解説した参考資料。

2022年以降、「リスクアセスメント編」「リスク対策編」「リスク対策集」を提供してきたが、「サイバー対応IT-BCP編」をあらたに追加し、今回でシリーズが完結した。

「サイバー対応IT-BCP編」では、サイバー攻撃の検知から被害発生時におけるシステムの復旧までを中心に、工場のIT面における事業継続計画を策定するためのノウハウを取りまとめている。

事業継続計画のひな型はもちろん、ひな型と生成AIを活用し、質問へ回答することで自組織に適した計画を作成できるツールなども紹介した。

従来より提供してきた資料とあわせ、工場におけるセキュリティ対策の強化に活用してほしいと呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

工場スマート化のリスクや対策を解説したガイドライン別冊資料
中小規模製造業の工場におけるリスク対策を解説したハンドブック - JNSA
Ivanti製品の侵害、以前のツールでは検証回避のおそれ
スマート工場のセキュリティ対策事例 - IPAが調査報告書
経産省、工場向けのセキュリティガイドラインを策定
「CODE BLUE 2022」の全24セッションが決定
約3分の1の企業がIoTやOTでセキュリティ事故を経験
MS、APAC初「エクスペリエンスセンター」を開設
Accenture、重要インフラセキュリティのRevolutionary Securityを買収
3割超の企業、IIoT/OTでセキュリティ上の危険を感じたり事故を経験