2017年度の情報セキュリティ市場は9965億円 - 前年度比483億円増と堅調
日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、国内情報セキュリティ市場における2017年度の推定売上高が、前年度を483億円上回る9965億円になる見込みであるとの速報値を発表した。
同協会が、国内の情報セキュリティ市場について調査を実施。速報値を取りまとめたもの。
同調査は経済産業省の委託事業として2004年にスタート。2010年度以降は独自調査として展開している。2017年度の調査は、688社を対象に実施。推定売上高の見込みを速報として取りまとめた。
同調査によると、「統合型アプライアンス」「ネットワーク脅威対策製品」「コンテンツセキュリティ対策製品」「アイデンティティ、アクセス管理製品」「システムセキュリティ管理製品」「暗号製品」で構成される情報セキュリティツール分野における推定売上高は5306億円。前年度の4959億円から347億円の増加となる見込み。
(Security NEXT - 2018/05/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
2020年度の国内WAF市場、前年度比15.9%増
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
セキュリティ産業を創出する人材の育成を目指した「SecHack365」 - 個性を伸ばす「しくみ」
2021年の悪質ECサイト報告数、前年の約1.7倍に
2021年の上場関連企業の個人情報事故は137件 - TSRまとめ
2025年のセキュリティサービス市場は1兆円超に - IDC予測
SaaS型セキュ対策が活況 - アプライアンスは需要後退
11月のフィッシング報告、初の3万件台で過去最多 - 上位5ブランドで9割
2019年の情報ガバナンスコンプライアンス市場は440億円 - 伸び悩む「DLP」
2019年の標的型攻撃対策製品市場は約460億円 - 5年後には1.5倍に