Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WhiteSource製OSS管理ソリューション - ライセンスや脆弱性を可視化

GDEPソリューションズは、イスラエルのWhiteSourceが提供するオープンソースソフトの管理ソリューション「WhiteSource」を販売開始した。

20170829_ws_001.jpg
ライセンスの利用状況を可視化できる

同製品は、開発環境などにおいてOSSの利用状況を可視化。ライセンスポリシーの状況や脆弱性の有無などを確認できる。

クラウド上のデータベースには、約300万コンポーネント、7000万のソースファイルが登録されており、エージェントや開発環境との連携により、ファイルのハッシュ値をデータベースと照合することで、オープンソースを検出。ダッシュボードより利用状況を確認できる。

ポリシーに反するライセンス体系のソフトウェアや脆弱性が存在するソフトウェアなどアラートを表示し。7割については解決策を提示できるという。またオープンソースを組み込んだシステムを開発した後も、脆弱性の状況をトラッキングし、脆弱性が生じた場合などはアラートを発行できる。

サブスクリプションサービスとして提供するが、オプションでオンプレミスにも対応。年間利用料は開発者数が10、プログラミング言語が3、アプリケーション数が10場合、107万7840円から。同社では2018年度までに3億円の販売を目指している。

(Security NEXT - 2017/08/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Gitサーバ「Gogs」にRCE脆弱性 - 過去の修正不備に起因
ゲームサーバ管理ツール「Pterodactyl Panel」に脆弱性 - 悪用の動きも
「GeoTools」にXXE脆弱性 - 「GeoServer」なども影響
マルウェア対策ソフト「ClamAV」に深刻な脆弱性 - パッチが公開
インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
米CISA、「Chromium」脆弱性の悪用に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Spring Cloud Gateway」のヘッダ処理に脆弱性 - 偽装のおそれ
「Ivanti EPMM」にOSS起因の脆弱性、すでに悪用も - 国内で機器稼働