Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Ivanti EPMM」にOSS起因の脆弱性、すでに悪用も - 国内で機器稼働

Ivantiが提供する「Endpoint Manager Mobile(EPMM)」に複数の脆弱性が明らかとなった。すでに悪用が確認されている。外部オープンソースに起因する脆弱性としているが、具体的な名称は明らかにしていない。

現地時間2025年5月13日にセキュリティアドバイザリを公開し、認証を回避できる「CVE-2025-4427」および、権限を持つ場合に任意のコードを実行可能となる「CVE-2025-4428」について明らかにしたもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアはそれぞれ「5.3」「7.2」、重要度は「中(Medium)」「高(High)」としている。

これら脆弱性を組み合わせることで認証を必要とすることなく、リモートよりコードの実行が可能となる。

同社は、アドバイザリの公開時点でごく限られた件数としているが、すでに一部顧客環境において悪用が確認されているという。

(Security NEXT - 2025/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正