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インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性

ITインフラストラクチャにおける接続や認証、アクセス制御、監査などの機能を提供する「Teleport」に認証をバイパスされる深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが呼びかけられている。

「Teleport」のセキュリティエンジニアが、権限など必要とすることなく、リモートより認証プロセスのバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2025-49825」について特定したもの。

現在は詳細な情報を伏せているが、6月30日に技術的な詳細やオープンソースのパッチが公開される予定。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」と評価されており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

「Teleport 17.5.2」「同16.5.12」「同15.5.3」「同14.4.1」「同13.4.27」「同12.4.35」にて修正された。例外的に重要なセキュリティバージョンに指定されている。「コミュニティエディション」の制限が一時的に解除されており、リリースから30日以内に限り、ユーザー数や収益に関係なく適用できるとしている。

脆弱性の影響を抑えるには、プロキシとエージェントの双方をアップデートする必要があり、注意が必要となる。

(Security NEXT - 2025/06/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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