NEC、ASEAN6カ国を対象としたサイバー攻撃防御演習を実施
NECは、ASEAN6カ国の職員を対象とした研修「サイバー攻撃防御演習」を国内で実施する。
同研修は、国際協力機構(JICA)からの委託を受け、カンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、ベトナムのASEAN6カ国の職員を対象に実施するもの。
標的型攻撃の早期発見や検知、対処に必要な能力の向上を目的として、総務省が実施している実践的サイバー防御演習(CYDER)と同様の演習を行うことでセキュリティ人材の育成を目指す。
セキュリティの基礎知識やサイバー攻撃の対処方法、最新の脅威情報について学ぶ講義と、インシデントハンドリングなどを学ぶ実践的な防御演習で構成されている。また、情報通信研究機構(NICT)や北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の見学プログラムも提供する。
同研修は日本で3年間実施する。1年目となる2017年は、2月20日から3月3日まで実施する予定。
(Security NEXT - 2017/02/21 )
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