「個人情報を家族や友人にばらす」 - 金銭要求する脅迫メール
「おまえの個人情報を取得した。家族や友人にばらされたくなかったら、金を支払え」——「離婚」や「信用低下」をちらつかせ、個人情報を人質に金銭を要求する「脅迫メール」が、米国で出回っている。

注意喚起を行ったIC3
米インターネット犯罪苦情センター(IC3)によれば、注目が集まる個人情報漏洩事件に便乗し、個人情報を公表すると脅して金銭を要求する脅迫メールが流通しているもの。
氏名や電話番号、住所、クレジットカード情報のほか、詳しい個人情報を持っているなどとし、ソーシャルメディアで家族や友人などに教えるなどと脅し、金銭を要求する手口だという。
問題の脅迫メールでは、「企業へのハッキングでおまえの情報が流出し、すでに情報が手元にある。ソーシャルメディアのアカウントも把握しており、友人や家族、雇用主などにメッセージを送ることができる」などと記載。情報を共有されたくなくなければ、Bitcoinで2〜5BTC、あるいは250ドルから1200ドルを期限内に支払うよう要求していた。
またメールでは、「離婚費用」「情報が周辺に与える社会的影響」などをちらつかせ、要求を飲むように主張。情報漏洩事件の報道に便乗する動きがあり、米連邦捜査局(FBI)では、今回の犯行についてメールの種類から複数の人物が関与していると見ている。
FBIでは、犯罪行為を助長するとして要求に応じて支払ってはならないとし、同様のメールを受け取った場合は、情報提供するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/06/02 )
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