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委託先が郵便物の宛名ラベルで誤印刷 - 神奈川県

神奈川県は、土地所有者に対して発送した郵便物において、宛名と住所を誤っているミスが発生したことを明らかにした。

同県によれば、委託事業者が2025年7月25日に土地所有者宛で発送した郵便物83件において宛先の記載に問題があり、誤送付が発生したもの。60件以上が宛名不明で返送されているが、一部が誤って届いた。

氏名と住所を誤って印刷して送付したもので、同月28日に受け取った企業から連絡があり、委託先事業者が作業内容を確認したところ、翌29日に誤送付が発生していたことが判明した。

委託先では同県より受託した表計算ファイルの地権者情報を用いて宛名ラベルを作成したが、宛名と住所を誤った組みあわせのまま印刷し、確認せずに発送してしまったという。

委託事業者では、関係者へ謝罪し、誤送付した封筒の廃棄などを依頼。本来の郵便物の再発送などを行っている。

(Security NEXT - 2025/08/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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