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IBM「Jazz Team Server」に深刻な脆弱性 - 修正版がリリース

IBMが提供する「Jazz Team Server」に脆弱性が明らかとなった。同製品を基盤とするソフトウェア開発ライフサイクルの管理製品(ELM)などが影響を受ける。

アクセス制御が欠如している脆弱性「CVE-2025-36157」が判明したもの。認証を必要とすることなくリモートからサーバの設定を変更することが可能。

不正な操作を実行されたり、設定ファイルを改変され、システムがサービス拒否に陥るおそれがある。

影響を受けるのは「Jazz Foundation」を基盤とする複数のELM製品。具体的には「Engineering Test Management」「Engineering Workflow Management」「DOORS Next」「Engineering Insights」「Rhapsody Model Manager」「Jazz Reporting Service」「Global Configuration Management」が含まれる。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」と評価されており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同社は脆弱性へ対処した「IBM Engineering Lifecycle Management 7.1.0 iFix004-sec」「同7.0.3 iFix018-sec」「同7.0.2 iFix035-sec」をリリースした。同バージョン以降へ更新するとともに、管理画面で一部設定項目を変更するよう求めている。

(Security NEXT - 2025/08/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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