Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

JPNIC、IPアドレスやAS番号の登録情報管理について注意喚起

日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は、ドメイン登録情報の改ざん問題を受け、IPアドレスやAS番号の登録情報についても、適切に管理するよう注意喚起を行った。

登録情報を不正に書き換えられる問題は、ドメインだけでなく、IPアドレスやAS番号の登録情報に関しても同様の被害に遭う可能性があることから、あらためて管理状況を確認するよう呼びかけたもの。

ウェブ申請システムのログインに使われている電子証明書の管理について言及。適切なユーザーのウェブブラウザにのみ、 インストールされた状態であることを確認することを求めた。

指定事業者の場合は、資源管理カードの紛失や盗難、必要のない資源申請者証明書が発行されていないかの確認、PIアドレスやAS番号の割り当てを受けている場合は、インストールした電子証明書をエクスポートし、外部へ漏洩していないか、再確認するよう呼びかけている。

さらに「資源管理カード」「資源管理者証明書」「資源申請者証明書」などの不正利用へ注意を促すとともに、whoisコマンドやDNSの問い合わせなどにより、登録情報や設定内容を、定期的に確認するようアナウンスしている。

(Security NEXT - 2014/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2月のDDoS攻撃件数、前月の約1.2倍に - 71Gbps超の攻撃も
「BIND 9」に複数脆弱性 - 影響範囲広く緊急対応を
MS、2月の月例セキュリティ更新をリリース - ゼロデイ脆弱性2件に対応
2023年12月のDDoS攻撃、前月比3割減 - 規模も縮小
DDoS攻撃が大幅減 - 一方で約147Gbps超の攻撃も
【特別企画】導入進む「DMARC」、一方で不安も - トラブル回避のコツは?
9月に399件のDDoS攻撃を観測、前月比1割減 - IIJレポート
「CODE BLUE 2023」のタイムテーブル - 脆弱性関連の講演充実
「BIND 9」に複数の脆弱性 - アップデートが公開
研究者が脆弱性「TunnelCrack」を発表 - 多くのVPNクライアントに影響