「Conficker」が脅威トップ - 発見から6年経過も依然活発
エフセキュアは、セキュリティ脅威に関する世界的な状況をまとめた「2014年上半期脅威レポート」を公開した。
同社製品のユーザーから同社監視システムに報告された脅威をまとめたもの。もっとも報告が多かったのは、「Conficker」「Kido」といった別名でも知られる「DOWNADUP」で31%を占めた。
同マルウェアは、Windowsの脆弱性を悪用しておもにリムーバブルメディアや共有ネットワークを介して拡散するワーム。すでに発見されてから6年が経過しているが、依然として活発に活動している。
2位は「ウェブベースの攻撃」で全体の20%にのぼる。悪意あるサイトにリダイレクトし、おもに脆弱性を悪用してマルウェアなどに感染させる。次いで多かったのは、Java開発プラットフォームにおける脆弱性を狙ったエクスプロイトの総称である「MAJAVA」で、全体の11%だった。
(Security NEXT - 2014/10/01 )
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