Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Conficker」が脅威トップ - 発見から6年経過も依然活発

モバイルマルウェアの状況を見ると、Android端末を狙ったものがあらたに294件報告された。iOSを対象としたマルウェアも1件見つかっている。Android向けのマルウェアでもっとも多く検知されたのは、有料SMSを送信する「Trojan:Android/SMSSend」。

次いで多かったのは、アプリのインストーラを装う「Trojan:Android/FakeInst」で、有料SMSサービスを悪用するものだった。3位は「Trojan:Android/Eropl」で、端末内のデータを収集して外部に送信する。

2014年上半期に同社に報告があった脅威トップ10は以下のとおり。

1位:DOWNADUP
2位:ウェブベースの攻撃
3位:MAJAVA
4位:SALITY
5位:RAMNIT
6位:AUTORUN
7位:WORMLINK
8位:BROWSER EXPLOIT
9位:EXPIRO
10位:ZEROACCESS

(Security NEXT - 2014/10/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

初期侵入から平均62分で横展開を開始 - わずか2分のケースも
サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
J-CSIP、2023年4Qは脅威情報15件を共有 - 巧妙なフィッシングの報告も
2023年4Qにおけるtelnetの探索、12月下旬は10月初旬の3倍に
セキュリティ相談、前四半期比46.9%増 - 「偽警告」が倍増
インシデント件数が約1割増 - 「スキャン」報告が倍増
悪意あるファイル、1日あたり約41万件 - 前年比3%増
マルウェアによるアカウント情報の窃取 - 2割強の企業で
3Qのセキュ相談、前四半期比約27%減 - 「不正ログイン」は過去最多