11月から引き続きウェブ改ざんの被害報告目立つ - トレンドマイクロ報告
トレンドマイクロは、12月のマルウェア検出状況や被害の報告状況を取りまとめた。
同社によれば、11月に引き続き、国内外いずれも「WORM_DOWNAD.AD」が最多で、国内で4848台、ワールドワイドで11万2991台から検出された。パスワードクラッキングツール「CRCK_KEYGEN」が前月同様に2位に続いている。
海外における検出状況は、偽セキュリティ対策ソフトの亜種である「TROJ_FAKEAV.DAM」が3位、「hostsファイル」を改ざんし、通信販売サイトへ誘導するアドウェア「ADW_KRADARE」が5位へあらたにランクインするなど、動きが見られた。
10位には、「Windows」のファイアウォールを停止するトロイの木馬「TROJ_SIREFEF.BX」が初登場した。システムが修復された場合も、再びシステムを改変する機能を備えているという。
(Security NEXT - 2012/01/10 )
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