Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2026年1Qのセキュリティ相談、「偽警告」相談が約1.5倍に

2026年第1四半期に情報処理推進機構(IPA)の相談窓口に個人から寄せられた相談は、前四半期から約18.7%増加した。なかでも「偽警告」に関する相談は約1.5倍に拡大している。

同機構が設置する「情報セキュリティ安心相談窓口」での対応状況を取りまとめたもの。同四半期に個人から寄せられた相談件数は3533件。前四半期の2976件から約18.7%増加した。

具体的な相談内容を見ると、「マルウェアを検出した」などと偽の警告画面で不安を煽り、「サポート窓口」を装って金銭をだまし取ったり、端末を侵害する「偽警告」が1154件にのぼった。前四半期の789件から約46.3%増加した。

2025年5月にサポート詐欺に関与したとされる6人が逮捕された後、一時的に相談が減少したが、その後は2四半期連続で増加しており、相談全体のなかでも大きな割合を占めている。

「フィッシング」に関する相談は139件。前四半期の212件から約34.4%減少した。国税庁を装ったフィッシングなど、さまざまなサービスをかたった手口が確認されている。

20260428_ip_001.jpg
IPA相談窓口に対する個人の相談状況。「偽警告」の相談が約1.5倍に増加した(グラフ:IPAの発表をもとに独自に作成)

(Security NEXT - 2026/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「偽警告」相談が2割増 - 「フィッシング」関連は1.5倍に
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
先週注目された記事(2025年2月2日〜2025年2月8日)
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を
巧妙化続くサポート詐欺、窓口相談は前年度の約1.6倍
「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新