都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
東京都立病院機構は、東京都立多摩総合医療センターの患者情報が外部に流出したことを明らかにした。外部よりデータを拾得したとする匿名の書面が複数届いており、対応を検討している。
同機構によれば2025年10月20日、同機構に差出人の記載がない封書が届き、患者情報が流出していたことが判明した。
届いた文書には「駅のトイレで病院の封筒に入ったUSBを拾得し、個人情報が含まれていた」との記載があり、ファイル名や患者のリストが同封されていた。
2007年、2015年、2016年に同センターで胃がん手術を受けた患者の氏名、ID、生年月日、性別、手術日など153件が含まれる。
また同日、病院への受診歴のある住民より連絡があり、患者情報が印刷された書面が同住民宅へ送付されたことがわかった。
(Security NEXT - 2025/11/13 )
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