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都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く

同機構職員が封筒や書類などを回収。住民宅に届いた文書にも、「病院の封筒に入ったUSBを拾った。多くの個人情報が載っていた」などと記載されていた。

2010年から2012年にかけて同センターで消化器外科で手術を受けた患者の氏名、ID、生年月日、性別、住所、電話番号など34件が含まれる。

今回の問題では封書の宛先となった住民の氏名や住所なども流出しており、あわせて188件の流出が確認されている。

同機構では同センターにおけるUSBメモリの管理状況を確認したが、所在不明となっているものはなかった。電子カルテなどのアクセス状況について確認を進めている。

同機構では今回の問題について警察に相談しており、今後の対応を検討。対象となる患者に対して経緯の報告と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2025/11/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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