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インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告

脆弱性の探索や侵入、感染の試行などを行う「スキャン」は452件。前四半期の240件から約1.9倍に増加。「マルウェアサイト」は前四半期から4件増となる32件だった。

「標的型攻撃」は3件で、VHDA形式の仮想ディスクファイルが添付された攻撃メールの報告が複数寄せられた。ファイル内にある「LNKファイル」を開くと、外部からマルウェアがダウンロードされ、感染するという。

「DoS/DDoS」は2件だった。「制御システム関連」は前四半期から引き続き報告されていない。

(Security NEXT - 2025/10/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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