2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
動画サイト「YouTube」閲覧時に表示された広告にだまされ、指定された電話に連絡してしまい遠隔操作されたケースや、「Facebook」の警告通知に見せかけた広告より誘導されたケースなどの相談なども見られた。
何らかの理由で外部に流出した「ID」や「パスワード」を第三者が悪用し、正規の利用者になりすましてオンラインショッピングサイトやクラウドサービス、SNSなどへアクセスする「不正ログイン」の相談は267件。前四半期の261件から微増した。
「不正ログイン」の被害としては、「Facebook」や「Instagram」をはじめとするSNSアカウントが第三者によって乗っ取られ、利用者本人がログインできなくなったとの相談が引き続き多数寄せられている。
性的な動画を閲覧している映像を入手したなどとだまして金銭を要求するセクストーションまがいのメールなど、暗号資産(仮想通貨)をだまし取る詐欺メールに関する相談は38件。前四半期の118件から約67.8%減と目立って縮小しており、暗号資産を支払ってしまったとの相談はなかった。
「フィッシング」に関する相談は126件で、前四半期の135件から減少している。「ワンクリック請求」に関する相談は前月の15件から微減し、14件だった。
(Security NEXT - 2025/07/28 )
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