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「MailEnable」に深刻なXSS脆弱性 - 実証コードも公開

メールサーバソフト「MailEnable」に脆弱性が明らかとなった。実証コードも公開されており、注意が必要だ。

認証を必要とすることなく悪用が可能となるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2025-44148」が明らかとなったもの。「10」未満のバージョンが影響を受ける。

ウェブメール機能に脆弱性は存在。細工したURLをユーザーに開かせることで、任意のスクリプトをユーザーのブラウザ上で実行させることができる。

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

概念実証(PoC)コードが公開されており、注意が呼びかけられている。

(Security NEXT - 2025/06/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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