ウェブメール「Roundcube」に脆弱性 - アップデートがリリース
ウェブメールソフト「Roundcube」に複数の脆弱性が明らかになったとして、開発チームはセキュリティアップデートをリリースした。
開発チームは現地時間6月1日、セキュリティアップデートとなる「Roundcube 1.6.11」「同1.5.10」をリリースしたもの。
PHPオブジェクトのデシリアライズ処理に起因する脆弱性へ対処したことを明らかにした。ログインしているユーザーによって悪用が可能としており、サーバ上で任意のコードを実行されるおそれがある。
またリリース時のアナウンスでは、同脆弱性に限らず、複数の脆弱性を解消したとしている。いずれもCVE番号や共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアについては言及していない。
バグの修正なども実施しており、開発チームでは両ブランチの利用者に対してデータのバックアップを行ってから、最新版へ更新するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2025/06/02 )
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