ランサム攻撃でクラウド内データが消失 - 省エネコンサル会社
法人向けに電気料金を削減するためのコンサルティングサービスを提供しているエネクラウドは、サイバー攻撃を受け、クラウド内の一部データが削除され、脅迫を受けたことを明らかにした。
同社によれば、4月14日8時50分ごろ、クラウドストレージサービス「Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)」において、一部ファイルが消失していることを確認した。
被害を公表するとともに、外部協力のもと調査を進めたところ、同月9日未明に、海外の複数IPアドレスを発信元とするサイバー攻撃を受けていたことが判明した。
「Amazon S3」における特定のIAMユーザーのアクセスキーが不正に使用され、45件のS3バケットを削除されたという。
対象となるデータには、取引先企業の名称、代表名、住所、電話番号、担当者名、メールアドレスのほか、取引先の施設情報、口座情報、見積情報、電気料金明細などが含まれる。
(Security NEXT - 2025/05/20 )
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