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「VMware Tools」に脆弱性 - アップデートをリリース

Broadcomは現地時間2025年5月12日、「VMware Tools」に脆弱性が明らかになったとしてセキュリティアドバイザリを公開した。

ファイル処理の不備に起因する脆弱性「CVE-2025-22247」が非公開で報告されたとし、アップデートをリリースしたもの。

ローカルファイルが改ざんされると、VM内で安全でないファイル操作が実行されるおそれがあるという。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.1」、重要度は「中(Moderate)」とレーティングされている。WindowsおよびLinuxのみ影響があり、macOSでは影響を受けない。

同社は「VMware Tools 12.5.2」「同12.4.7」にて脆弱性を解消した。修正版の「open-vm-tools」についてもLinuxディストリビューターよりが配布される予定。

(Security NEXT - 2025/05/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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