Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起

「Commvault Web Server」に関しては、ウェブシェルを作成し、実行可能となる「CVE-2025-3928」の悪用について注意を呼びかけた。

CISAでは、同脆弱性について共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「8.8」と評価している。

Commvaultでは2025年2月24日にアドバイザリを公開。3月7日にはWindowsやLinux向けに「Commvault 11.36.46」「同11.32.89」「同11.28.141」「同11.20.217」をリリースして同脆弱性を修正した。

ただし、修正パッチのリリース当初はCVE番号が採番されていなかった。4月24日に「CVE-2025-3928」が採番され、4月25日にアドバイザリで公表された。

また「Broadcom Brocade Fabric OS」に関しては、ローカル管理者がroot権限でコードの実行が可能となる脆弱性「CVE-2025-1976」を追加している。

(Security NEXT - 2025/04/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Trend Microの暗号化管理製品にRCEや認証回避など深刻な脆弱性
マルウェア対策ソフト「ClamAV」に深刻な脆弱性 - パッチが公開
脆弱性スキャナ「Nessus」のWindows版エージェントに複数脆弱性
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「IBM Backup, Recovery and Media Services for i」に権限昇格の脆弱性
米当局、Linuxカーネルの脆弱性悪用に注意喚起
「Chrome」にアップデート - 3件のセキュリティ修正
「NetScaler ADC」「同Gateway」に深刻な脆弱性 - 早急に対応を
Trend Micro「Apex Central」に深刻な脆弱性 - 修正パッチをリリース
Apple製品の脆弱性に攻撃 - 2〜3月に修正済みも情報公開は6月